「格安料金で契約できる・データ通信制限ナシ」など魅力的なスペックのワイモバイル。モバイルWiFiの乗り換えを検討されている方の中にはYモバイルが気になる方も多いと思う。
ただ、契約前にこういった疑問も感じているかと思います。
- 解約時の違約金はどれくらい発生するの?
- 解約手続きにかかる時間や手間が知りたい
まずはこの部分から簡潔にお伝えすると…
解約時の違約金 | ・契約解除料は9,500円 ・端末料金は10,080~38,880円 最大で48,380円 |
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解約までの流れ | ①カスタマーセンターに電話連絡 ②解約に必要な書類を受け取る ③申請書類を作成し郵送する ④書類が到着すれば解約完了 ここまでの流れで約1週間はかかる |
ざっくりお話しするとこんな感じですね。
下記の項目では違約金を抑えるための方法や解約時のポイントをまとめているわ。「もうちょっと具体的に知りたいな」と感じた人はぜひ確認してみてね。
目次クリックで見たい所へジャンプします。
ワイモバイルの解約違約金について
さっそく契約解除料金からチェックしていこう。当サイトに寄せられた口コミでも言われている通り、違約金の額はかなり高め…「Yahooから他のモバイルWiFiに替えたい」と考えている方は必見だよ。
ワイモバイルを解約する際に発生する違約金はコチラです。
契約解除料(違約金) | 9,500円 |
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端末代金 ※さんねん+アシスト1080解除料 |
10,080~38,880円 |
▲解約時の違約金は最大48,380円と超高額
違約金をかけずに解約したい場合は契約満了月(Yahoo!モバイルWiFiなら3年1ヶ月目)に手続きを行ってね。詳しくはこの記事内の「解約時の注意点もチェック」で話しているから合わせて確認してみて。
違約金自体は9,500円と他社とあまり変わらない金額です。しかし、ここで最も注意するべきなのは「端末代金」ですね。
ワイモバイルは3年契約。これは3年以内に解約すると9,500円が発生するだけでなく「3年間かけてモバイルルーター代金を分割支払いする」という意味合いです。
上記の通り、更新月以外に解約手続きを行うと「9,500円+端末代金」を一括で支払う必要が出てくるのです。
契約から解約までのスパンが短ければ端末代金が多く残る。仮に1ヶ月目で解約すると端末代金は38,880円なので、ここに違約金9,500円が加算されると最大5万円弱の違約金になっちゃうんだ。
「契約期間ごとに発生する違約金総額」を確認しよう
今解約すると違約金がいくら発生するのか知りたい…という方に向けて、契約期間ごとに発生する解約手数料の総額をまとめました。
▲端末代金の推移
契約期間 | 違約金 |
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登録月または1ヶ月契約して解約 | 48,380円 (38,880円+9,500円) |
1年契約して解約 | 38,780円 (29,280円+9,500円) |
2年契約して解約 | 29,180円 (19,680円+9,500円) |
3年契約して解約 | 19,580円 (10,080円+9,500円) |
3年1ヶ月目(契約更新月) | 0円 |
ご覧のように、最も費用が高くなるのが「契約した月と契約から1ヶ月目」。更新月以外に解約すると違約金9,500円は一律で発生するんだけど、端末代金が物凄いことになってるよね。
端末代金は1ヶ月ごとに800円ずつ減少するシステムだから契約期間が長くなるほど手数料の総額は少なくなるのよ。「一銭たりとも払いたくない」なんて方は3年1ヶ月目に解約手続きを済ませるようにしてね。
解約時の注意点をチェック
続いては、違約金に関するポイントをもう少し詳しく解説していきます。
余計な料金をかけずに解約するなら絶対に抑えておくべき部分だね。また、これからワイモバイルを検討している方に向けた内容もあるからチェックしてみて。
3年目ジャストで解約すると違約金が発生する
上記の通り、ワイモバイルの最低契約期間は3年間です。契約から3年が経過する前に解約すると違約金が発生する…とお話ししましたね。
「じゃあ3年目になったら即解約すればオッケー?」と大半の人が感じると思うんだけど、実はこれは間違い。まずは以下の画像を確認してみよう。
契約期間 | 違約金 |
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3年目 | 19,580円 (10,080円+9,500円) |
3年1ヶ月目(37ヶ月目) | 0円 |
3年2ヶ月目(38ヶ月目)以降 | 9,500円 |
つまり、契約から3年目(36ヶ月目)までは違約金ならびに端末代金がかかるというコト。完全に0円で解約するには3年1ヶ月目(37ヶ月目)に手続きを行わなければいけません。
契約書には3年目(36ヶ月目)で契約満了と記載されているけど、3年ジャストで解約すると違約金と端末代金を合計した19,850円が請求されるよ。ちょっとした勘違いで約2万円を損するのは勿体ないから注意してね。
また、更新日に解約を忘れてしまった場合、再び3年縛りが自動契約されるのも厄介ね。端末代金は0円になるものの3年経過前に解約すると変わらず違約金9,500円がかかるわ。
「やっぱり辞めたい」と思ったら契約から8日以内に解約を
これまでの解説を見てしまうと「違約金が怖いから使うのはちょっと..」なんて感じてしまいますよね。ただ、中には「既に契約しちゃったんだけど、自分の住んでいる地域では電波がまともに入らない」なんてケースも少なくないでしょう。
こんな時に覚えておきたいのが「端末を受け取ってから8日以内ならキャンセルが可能」というコト。
開封したりルーターの電源を入れてもキャンセルできるわよ。利用してみて「電波の入りが悪い」・「想像以上に速度が出ない」なんてトラブルがあった場合はスグにキャンセル手続きを行うのがベターね。
連絡先 | キャンセル方法 |
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0120-736-020 ワイモバイルカスタマーセンター |
①音声案内に繋がったら2番を選択 ②担当者にキャンセルの旨を伝える |
▲キャンセルする際の連絡先はコチラ
スポンサーリンク解約方法は書類郵送のみ
次はワイモバイルの解約方法を解説していくわね。方法は「書類を郵送⇒Yモバイルに書類が届き次第解約完了」こんな感じよ。他のモバイルWiFiのようにWEB上で解約する事は出来ないから注意して。
まずは、ざっくりと全体の流れから確認しておきましょう。
- Yモバイルカスタマーセンターに連絡
- 音声案内に従い番号を入力
- オペレーターに繋がったら解約の旨を伝える
- 1週間程度で解約に必要な書類が届く
- 必要事項を記入しSIMカードを添付し返送する
- Yモバイル側に書類が届いたら解約完了
最初に必要なのはカスタマーセンターへの連絡だね。
連絡先 | 営業時間 |
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0120-736-020 (Yahoo!モバイルカスターマーセンター) |
9:00~20:00 |
音声案内が始まったら番号を入力してオペレーターに解約の旨を伝えるんだ。この際に「電話番号」と「生年月日」の確認があるから準備しておいてね。
解約を希望すると約1週間ほどで解約に必要な書類が送付されますので、この中の「解約申請書」に必要事項を記入していきます。
記入内容 | 完了までかかる時間 |
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①記入日 ②契約者情報 ③捺印 ④住所 ⑤解約の希望日 ⑥解約に至った理由 ⑦SIMカードの添付 |
大よそ10~15分前後 |
※SIMカードはスペースに合わせてテープ等で簡易的に張り付ける形で問題ありません。
解約申請書の作成が完了したら中に入っている「返信用封筒」に入れて郵送してね。後はカスタマーセンターに書類が到着するのを待つだけよ。
他社に比べると解約までに割と手間がかかる
他社を見てみると、解約申請書類をネット上からダウンロード・印刷できたり、中にはネットから解約手続き自体が完了するモバイルWiFiもあります。
それに対して、ワイモバイルは解約までにかなり時間も手間もかかると感じました。
手続き内容 | 手続きにかかる時間 |
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カスタマーセンターに連絡 | 約5分 |
書類が到着するまでの日数 | 約1週間 |
申請書の作成ならびに郵送 | 約10分以上 |
契約解除が受理されるまでの日数 | 約3日間 |
ご覧のように、Yモバイルを解約するためには最低でも1週間ほどかかるわ。契約更新月ギリギリで申請すると間に合わない可能性もあるから、かなり余裕を持って手続きを行う必要があるのよ。
更新月が終わる数日前に気づいたとしても間に合わずに改めて3年契約…なんて状況も考えられるので注意。
契約解除前におさらい!ワイモバイルの特徴
データプランS | データプラン2 | |
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月額料金 | 2,480円 | 4,380円 |
最大通信速度 | 下り112,5Mbps 上り37,5Mbps |
下り187,5Mbps 上り10Mbps |
通信制限 | 7GB | 7GB アドバンスモード時は制限なし |
※上記の料金ならびに回線速度は2019年現在の情報となります。最新のスペックに関してはワイモバイル公式サイトをご確認ください。
Yモバイルは2種類のルーターを提供しているけど、覚えておきたいのが月間7GBを越えると通信速度が制限されてしまうコトね。ただし、データプラン2に関しては通信制限を気にせず使える「アドバンスモード」と呼ばれるオプションを利用することが可能なの。
提供エリアが狭いのがデメリットだけど、都市部に住んでいる方であれば通信制限にかかってもアドバンスモードで快適な通信を行えるんだ。500MBごとに500円でデータを追加することも出来るよ。
画像・動画が自動で圧縮される「最適化」にはご注意を
ここからはYモバイルのデメリットをお話ししていきますが、このWiFiを利用する際に予め覚えておきたいのが「高画質な動画・画像は自動的に低画質で表示される」という点ですね。
高画質な動画や画像を見ようとすると当然データ通信量が多く消費されるよね。それを防ぐためにWiFi側が勝手に画質を落としてデータの消費量を抑えているんだ。この最適化と呼ばれる仕様はユーザー側で無効にすることは出来ないので、外出時にドラマ・映画などを楽しむ目的でYモバイルを検討している方は充分気を付けて欲しい。
やはりネックに感じるのは「あまりにも高額な違約金」
今回のテーマである違約金。これまでお伝えした内容を見た多くの方が「明らかに高すぎる」と感じたハズです。
確かに月額料金が抑えられた魅力的なプランも用意されているのですが、結局のところ「他のWiFiに替えたいな」と思った時に数万円の違約金を覚悟しなければいけないのは物凄くネックになるでしょう。
広告などを見ると使ってみたくなる気持ちも分かるんだけど、違約金や解約の手間を考慮すると「気軽に利用できるモバイルWiFi」とは言えないね。
まとめ
では最後に、今回お話しした内容を簡単にまとめていきますね。
Yahoo!モバイルWiFiの違約金 | ・契約解除料は一律9,500円 ・端末代金は10,080~38,880円 ※契約更新月に解約すればどちらも0円 |
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違約金をかけずに解約する方法 | 契約3年1ヶ月目に解約手続きを行う |
解約方法 | ①カスタマーセンターに連絡 ②書類を郵送してもらう ③解約申請書を郵送 ④Yモバイルに到着次第、解約完了 |
解約の手間 | ・書類を請求する ・書類が届くまで1週間ほど待つ ・書類を郵送する などとにかく時間も手間もかかる。 |
現在Yモバイルを利用している方は、「契約期間によっては高額な違約金が請求される」と覚えておいてね。他社では2年縛りが基本なんだけど、仮にYモバイルを2年で解約しちゃうと約3万円の手数料がかかるから、契約を考えている人も注意だよ。