格安SIMの中でもかなりメジャーな楽天モバイルですが、すでに利用されている方。もしくはこれから契約を検討されている方の中には、以下のような疑問を感じていると思います。
- 楽天モバイルを今スグ解約したい!
- 解約手続きってどれくらい手間がかかるの?
- 解約時の違約金が知りたい
- 乗り換える際に手数料はかかる?
まず最初に、この部分から簡潔にまとめていきますね。
- 楽天モバイルの解約方法⇒【楽天モバイルのマイページにログイン→解約フォームに移動→ナビゲーションに従い解約申請を確定させる】※店舗・電話解約には対応していません。
- 解約手続きにかかる時間・手間⇒大よそ5~6分ほど。他のMVNOに比べると若干時間がかかる印象。
- 解約時の違約金・最低契約期間⇒音声機能付きSIMは12ヶ月間の契約縛りアリ。12ヶ月未満で解約すると9,800円が発生する。
- MNP転出手数料⇒3,000円
この記事では、楽天モバイルの解約時に発生する各種手数料をはじめ、解約方法についてご紹介しています。「もう少し詳しく知りたい」と感じた方は、ぜひ下記の項目も合わせてチェックしてみてくださいね。
目次クリックで見たい所へジャンプします。
楽天モバイルの解約時に発生する違約金と最低契約期間
音声通話機能付きSIMは、12ヶ月の最低契約期間が設けられています。そのため、利用開始から12ヶ月未満で解約してしまうと違約金が発生するので注意しましょう。
違約金(解約手数料)は9,800円ですね。
最低契約期間を満たしていなくても解約自体は行えますが、違約金の額は大手キャリアと同じレベルなので「なるべく余計な費用をかけたくない」と言う場合は13ヶ月目以降に手続きを行うのがベターと言えます。
ちなみに、データ通信専用SIMには最低契約期間が無いの。つまり、契約期間に関わらず解約時に違約金が発生しないってコトね。
このように、「音声通話機能付きSIMの場合は13ヶ月目以降に解約」・「データ通信専用SIMの場合はいつ解約しても違約金ナシ」と覚えておきましょう。
大手キャリアのような契約縛りの自動更新は無い
大手キャリアでスマホを契約すると自動更新が付きもの。いわゆる2年縛りですね。
最低契約期間が長いだけではなく、画像のように契約更新期間に解約手続きを行わないと再び2年縛りが適用される…という部分も厄介よね。
その点、楽天モバイルは利用開始日から13ヶ月目以降なら好きなタイミングで解約する事が可能。万が一、手続きを忘れてしまったとしても契約縛りは無くなるので安心ですね。
スポンサーリンク解約前にこれだけは覚えておきたいポイント
違約金に関する説明が済んだところで、次は解約時の注意点をチェックしていこう。確かに解約手数料も重要だけど、他にも覚えておいてほしいポイントがいくつかあるんだ。
知らずに解約して損をしてしまった…なんて状況を避けるためにも合わせて確認しておきましょう。
コチラの項目でご紹介するのは以下の3点です。
- 楽天モバイルには解約締め日がある
- 解約月の請求額について
- MNP転出には必ず3,000円の手数料が発生する
- 不要になったSIMカードの返却方法
解約を希望する方は15日までに手続きを済ませよう
楽天モバイルは、月の途中で解約手続きを行っても実際に解約が適用されるのは月末となります。
つまり、即日解約はされないから月末まで待つ必要があるんだ。逆に言えば、月末まではデータ通信も音声通話も可能だよ。
中には「月末まで解約できないなら、手続きは少し遅めでもいいかな」と考える方もいらっしゃるのですが、「当月中に楽天モバイルの解約を希望している」・「来月は料金の請求をストップさせたい」このような場合は15日までに解約申請を済ませておきましょう。
楽天モバイルは15日までに申請を行わないと解約の適用が来月になってしまうの。
例えば…
- 12月15日までに解約手続きを行った⇒12月末で解約完了
- 12月15日を過ぎてから解約手続きを行った⇒解約が適用されるのは1月
このような感じですね。当月中に楽天モバイルを退会したい方は必ず15日までに手続きを完了させてください。
解約月の料金は満額請求となります
上記でお伝えした通り、楽天モバイルは解約手続きが完了しても月末までは通常通りSIMカードが利用できます。
ただし、解約月に請求される金額は満額請求される…という点を覚えておきましょう。
残念ながら「12月10日に解約申請を済ませた⇒10日分しか利用していないから残りの日数分は返金してほしい」といった要望には対応していないよ。楽天モバイルは日割りではなく1ヶ月分の料金が請求されるんだ。
MNP転出時には手数料が発生します
音声通話機能付きSIMユーザーのほとんどがMNP転出を希望されると思いますが、MNP転出は契約している日数に関わらず3,000円の手数料が発生します。
もしも最低契約期間を満たさずにMNPを行うと「違約金+転出手数料」が同時に請求されるから注意してね。
不要になったSIMカードは返却必須
解約が完了すれば当然SIMカードは利用不可になります。別のスマホやタブレットに挿入してもデータ通信・音声通話を行う事はできません。
楽天モバイル退会後に忘れてはいけないのがSIMカードの返却。不要になったからといってゴミ箱に捨ちゃダメよ。
若干手間はかかりますが、必ず返却するようにしましょう。万が一、返却せずに放置してしまうと損害金が発生するケースも…
SIMカードの返却宛先および返却方法は以下をチェックしてみてね。
郵便番号 | 143-0006 |
---|---|
返却先住所 | 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F 楽天モバイル SIM返却係 |
- SIMカードが破損しないように厚紙等で挟む
- 茶封筒に住所を記載し切手を貼る
- SIMカードを梱包し郵送
※配送料は利用者側が負担する形となります。着払いによる郵送には対応していないので注意してください。
他のMVNOと違って楽天モバイルのSIMは返却期限が決められていないわ。ただ、もしもの時を考慮して解約完了後はなるべく早めに郵送するのがベターよ。
楽天モバイルの解約方法をチェック
楽天モバイルの解約はマイページ(メンバーズステーション)から行います。電話解約および直接店舗での解約には対応していないので注意してくださいね。
解約手続きの一連の流れから確認してみよう。完了までにかかる時間は大よそ5分程度だよ。
- 楽天モバイル「メンバステーション」にログインする
- メニューから「解約フォーム」へ移動する
- 「注意事項・規約」を確認する
- アンケートに答えて確認画面へ
- 解約日・解約内容を確認し申請する
まずは、楽天モバイル公式サイトにアクセスし「メンバーステーション(マイページ)」にログインしましょう。
メンバーズステーションにログインした後は、ページ右上のメニューをタップしてください。
メニューを開くと画像のように各項目が表示されると思います。下部にある「楽天モバイル解約申請」をタップしてください。
楽天モバイル解約申請をタップすると解約時の注意事項が表示されるわ。上記でもお伝えしたように、毎月15日までに申請しないと当月中に解約が行えないから気を付けてね。
注意事項を確認したら画面下にスクロールしましょう。
続いてこの画面が表示されたら「契約解除料に関しての詳細はこちら」をタップし、内容を確認してください。
詳細を確認した後は「契約解除料について確認し同意いたしました。」にチェックを付けて「解約手続きに進む」をタップしましょう。
画面が切り替わったら下にスクロールし「解約、MNPのお手続き方法を見る」を選択してください。
するとご覧のようにメニューが開きます。「楽天モバイル解約申請画面に進む」をタップしてください。
続いては、アンケートに回答していきます。
アンケートは合計15項目用意されているけど、内容はとても簡単だからサクサク進められるよ。
アンケートの入力が完了したらページ下部の「この内容で解約申請する」をタップしましょう。
こちらが最後の注意事項ですね。内容をしっかりと確認してページを下にスクロールしましょう。
ページ下部にある「確認画面へ」をタップします。
最後のページでは、解約内容・解約が適用となるタイミングなどの確認画面が表示されます。内容に問題が無い場合は「お申し込み」をタップしてください。
これで楽天モバイルの解約手続きは完了だよ。繰り返しになるけど、申請が終わっても実際に解約が適用されるのは月末…という点は覚えておいて。
楽天モバイルの特徴・サービス内容をおさらい
基本料金 | データ通信専用SIM⇒525円~ SMS機能付きSIM⇒645円~ 音声通話付きSIM⇒1,250円~ |
---|---|
最低契約期間 | 12ヶ月 (音声通話付きSIMのみ) |
解約時の違約金 | 9,800円 (データ通信SIM・SMS機能付きSIMは違約金ナシ) |
MNP転出手数料 | 3,000円 |
※上記の料金および手数料は2018年12月現在の内容となります。最新の情報は楽天モバイル公式サイトをご確認ください。
ショッピングサイトとしても有名な楽天が運営しているのが楽天モバイルですね。docomoまたはauの2回線から選択できるMVNOです。
大手キャリアに比べて料金がかなりリーズナブル…という点はもちろんだけど、テザリングが無料で利用できたり、050データSIMなら音声通話が使えるのも嬉しいポイントだよね。
ただ、「組み合わせプラン」の中でも最も安いベーシックプランは、高速通信に対応していない事は覚えておいて。常に低速状態で通信することになるからWEBサイトを閲覧するのも厳しいわ。ネットサーフィン・動画視聴を考えているなら3.1GBプラン以上を選択するのがベターね。
050データSIMなら音声通話が可能
「音声通話付きSIM以外を選ぶと通話が出来ない」と思われるかもしれませんが、楽天モバイルで用意されている050データSIM(月額645円~)ならアプリを介して音声通話をすることが可能です。
携帯電話宛 | 11.08円/分 |
---|---|
固定電話宛 | 3.39円/分 |
「Viber」というアプリを利用すると音声通話できるんだ。通話料金に加えてデータ容量も消費するのはネックだけど、データ通信SIMの契約を考えている人は覚えておくと良いよ。
まとめ
では最後に、これまでお伝えした内容を振り返っておきましょう。
- 解約時の違約金・最低契約期間⇒音声通話機能付きSIMは12ヶ月間の最低契約期間が設けられている。12ヶ月経過する前に解約してしまうと9,800円の違約金が発生する。
- MNP転出手数料⇒契約期間を問わずMNP転出には3,000円の手数料が発生する。
- 解約時の注意点⇒①解約締め日は毎月15日なので当月中に解約を済ませたい場合は、15日までに手続きを行う必要がある。15日以降に申請すると解約適用は翌月となる。②楽天モバイルは解約しても月末までSIMが利用できる反面、解約月に請求される金額は1ヶ月分となる。
- 楽天モバイルの解約方法⇒【楽天モバイル公式サイトにアクセスしメンバーズステーションへログイン→解約フォームに移動→注意事項に同意する→アンケートに答えて解約申し込みを確定させる】
特に注意しなければいけないのは「音声通話SIMだと12ヶ月以内に解約すると9,800円がかかる」という部分だね。もちろん、細かい部分も覚えておいてほしいけど、今スグ解約したい人は最低でも契約から何ヶ月経過しているかをチェックしておいて。
ただ一つ思ったのが、楽天モバイルは解約フォームにアクセスしてから申請までの道のりが長い…という部分。他のMVNOに比べると若干見づらい印象を受けたわ。上記で解説した手順を踏めばスムーズに解約できるけど、もう少し簡単にしてほしいところね。